甘い二人の乾杯に♪「甘~い アイスワイン」
jour du bon !(こんにちは!)
週末担当「しゃこ」です。
皆さん、今週も1週間お疲れ様でした。
いよいよ今週日曜日はバレンタインデー。
乾杯には奮発してシャンパーニュ?スパークリング?
前菜に合わせて辛口白もいいですね。
そんな風に食卓を彩る様々なシーンを一緒に食卓を囲む人を
思いながら演出するのも、大切な「食」の一部・・と私は思います。
バレンタインデーは、なんといっても「恋人たちのイベント」の日。
そんなの関係ないって時も、イベントとしてそんな色っぽい日を楽しんじゃいましょう!
そんな2月14日にオススメのワインは・・・
ずばり「甘さ」にこだわった「アイスワイン!」
ドイツラインへッセンのロゼのアイスワインです。
アイスワインって何?
冷して飲むワイン?
いえいえ、アイスワインは、ドイツの寒ーい気候を利用して、
原料となる葡萄を天然の状態で凍るまで収穫を待ちます。
凍るとどうなるかといいますと、水分は凍りますが
糖やその他の固体成分は凍らないため
果汁が濃縮された状態になり、非常に甘~いワインとなります。
アイスワインの誕生はドイツのフランケン地方です。
かつてブドウ畑が予想していない寒波におそわれてしまって
ブドウが凍ってしまったことがありました。
諦めきれなかった農民たちは、
凍ってしまったブドウでワインを造ったところ、
とても糖度が高く美味しいワインとなっていました。
この偶然からアイスワインが作られるようになったそうです。
当時は非常に貴重で高価だったために主に貴族など
上流階級の飲み物でした。
その生まれた生い立ちも、果汁を凝縮して甘みを増す点も
貴腐ワインによく似ていますが、貴腐ワイン特有の貴腐香はなく、
価格も、おもとめやすい点で、気軽に楽しめる極甘口ワインとしてオススメです。
上品で甘美な味わいで、果実味はやわらかく
熟したサクランボのアロマが感じられます。
天然ならではの爽やかな後味と、
アイスワインの特徴でもあるとろりとした質感、
甘すぎない天然の甘みが素晴らしく、
幸せな余韻も長く、まさに至福のひと時をもたらします。
アペリティフとして、またはチョコと一緒にデザートワインとして・・。
2月14日を彩るワインをお楽しみいただければと思います。
それでは皆さん!
また来週!
au revoir !(さようなら!)
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